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特売、シーズン、日配、惣菜の在庫数量改善と自動発注化の実現/需要予測型自動発注システム

2020年03月17日 16:40 / IT・システム

AI需要予測型自動発注システム

日立システムズは、従来の汎用的な需要予測システムでは困難だった「特売品、シーズン品、惣菜品」までも、高い需要予測精度を実現する「AI需要予測型自動発注システム」を開発し、小売業界の注目を集めている。

スーパー、ドラッグストア、ホームセンター、ディスカウントストア等にとって「特売品を自動発注に任せたい」「日配・惣菜を適切な数量で発注したい」「シーズン品の終売に対応したい」といった課題を解決すれば、人手不足による発注業務の負担軽減、売場づくり専念できるだけでなく、欠品率削減、在庫削減、在庫処分コスト、機会損失の改善等幅広い効果を見込める。

<AI需要予測型自動発注システムの利用イメージ>
AI需要予測型自動発注システムの利用イメージ

本エンジン「AI需要予測型自動発注システム」では、需要予測方式に多変量時系列モデルを採用し、特売品・日配品など、変動性が高い商品の需要予測精度を向上させた。

基準在庫算出機能、発注データ生成機能、本部企画シュミレーション機能を標準機能として持たせて、最大陳列量と発注点を算出するとともに、リードタイム間の販売数を加算した納品日基準、販売数と安全在庫加算し発注数の算出も可能にした。

こういった小売業専用の「AI需要予測型自動発注システム」によって、従来型の汎用な自動発注と比較して、需要予測精度を向上させ、在庫管理数量の適正化が見込まれる。

<高い需要予測精度>
高い需要予測精度

商品計画(企画)に登録された特売や月間奉仕の履歴データを用いることで、あらたに特売や月間奉仕の販売予定を商品計画(企画)に登録すれば、計画期間の需要予測は過去の特売時の販売実績を考慮して生成する。

POS、特売企画データなどにより、最適な在庫量、発注数を算出し、欠品と過剰在庫が改善される。

評価シミュレーションは、直感的な操作が可能なBIツールを用いて、多角的な分析が可能で、詳細なデータを確認しながら、導入効果を検討可能だ。

■問い合わせ
日立システムズ
産業・流通営業統括本部
小売業向けソリューション事務局
担当:大屋(おおや)、横山(よこやま)
mailto:retail-web@hitachi-systems.com
TEL:03-5435-4141

■AI需要予測型自動発注システム
https://www.hitachi-systems.com/sp/retail/solution/forecast/index.html#top

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