オーケー/2020年3月期は売上高10.6%増、営業利益228億円、配達を強化
2020年08月11日 15:55 / 決算
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オーケーの2020年3月期決算は、売上高4352億9500万円(前年同期比10.6%増)、営業利益228億8500万円(24.6%増)、経常利益236億5100万円(25.1%増)、当期利益166億800万円(26.1%増)となった。
売上高のうちテナント売上高は5億600万円(4.0%増)、営業収益のうち不動産収入は7億2300万円(16.4%増)。
売上高は既存店前年比は6.9%増、昨年に続き、辛うじて2桁増の成長を達成し、既存店の伸びに伴い、経費率も漸く16%前半となった。
新型コロナウイルス拡大予防による内食化、不安心理から来る食料品、紙製品のまとめ買いは、想定以上の需要の増加をもたらした。
2021年3月期は、売上高(開店予定の新店除く)は4692億円(7.9%増)を見込んでおり、全部門・全店予算達成、(既存店売上前年比5%増以上)が目標としている。
新店の開店は10店が目標だが、2020年3月期は新店6店と、二桁出店には届かなかったため、再び出店を加速させ、賃借による新店開発に加え、積極的に土地取得も進め、コスト競争力の高い店舗を増やす。
従来から一部の店舗で行っていた買上品を届ける「有料配達」について、既存対象店舗の配送能力向上、対象店舗の拡大を順次進めており、年内には全店舗への配備を予定している。
新型コロナウイルスの感染が心配で、来店しなくても自宅から商品を注文し、届ける体制を早急に整え、必要なピッキング・配送人員は、店舗近隣の中高年の方々を積極的に採用し、職住近接の職場を提供する。
なお、2019年9月17日、常温食品を取り扱う寒川物流センター、流山物流センターが、11月12日には川口物流センターが、それぞれ稼動を開始し、ことし2月18日、全ての常温食品が物流センター経由での店舗納品となった。
小売業自らが、物流に取り組むことで、高回転・高効率のセンター運用を実施、国道16号線内において、どこよりもコスト競争力の高い調達体制を築くとともに、更なる自動化を推進する。
さらに、冷蔵・冷凍商品・生鮮食品の供給体制についても、順次検討を進める。
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