イオン/11月既存店、イエナカ需要が続きGMS・SMともに前年超え
2020年12月10日 16:00 / 月次
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イオンが12月10日に発表した11月度の主な連結各社の月次売上高によると、既存店売上高(前年同期比)は、総合スーパーのイオンリテール0.1%増、イオン北海道0.9%増、イオン九州5.8%増だった。
一方で、スーパーマーケットのマックスバリュ東海4.4%増、マックスバリュ西日本3.7%増となった。ミニストップは5.5%減、ドラッグストアのウエルシアホールディングスは7.9%増で、2カ月連続で前年を上回った。
GMS事業のイオンリテールは、気温が前年より高く推移したものの、既存店売上高0.1%増と、前月に引き続き2カ月連続で前年水準を超えた。イエナカ需要が続く中で、農産、水産、畜産の食品各部門が売上をけん引したことに加え、台所用品などの家事消耗品の売れ行きも好調だった。
また、衛生用品や布地・ミシンなどの手芸用品も引き続き好調だった。スーパーマーケット、ドラッグストアも、前年を上回る水準が継続した。
なお、イオンリテールは3月1日付で、東北エリアの食品事業などをイオン東北(旧マックスバリュ東北)に移管した。7月から、既存店前期比は移管後に一部残った東北事業部を含めた7カンパニーの実績としている。
イオン北海道は3月1日付で、マックスバリュ北海道を吸収合併し、マックスバリュ東海は2019年9月1日付で、マックスバリュ中部を吸収合併している。イオン九州は9月1日付けで、マックスバリュ九州と合併した。
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