NEC/セルフレジ徹底解説、社内の最新店舗事例も紹介
2021年03月18日 13:15 / IT・システム
NECソリューションイノベータはこのほど、「セルフレジの完全マニュアル」の紹介ページを公開した。
NECソリューションイノベータでは、セルフレジ、オムニチャネル、キャッシュレスといった「小売業向けPOSシステムに関するトピックス」を解説するページを展開している。
今回、セルフレジの仕組みやトレンド、メリットなどについて紹介するコーナーを作成した。
近年、大型店舗を中心に見かけるようになったセルフレジ。その名のとおり顧客自身で会計作業をすませられるため、レジの待ち時間解消や接客業務への集中など、顧客側と店舗側両方に一定のメリットがある仕組みだ。
コロナ禍による非対面・非接触ニーズの浮上から、セルフレジの需要は拡大傾向にある。最近は、スーパーやコンビニ、レンタルショップなどさまざまな店舗でセルフレジを見かけるようになった。
大手の衣料品量販店を中心に、ICタグを一括で読み取るタイプの革新的なフルセルフレジも普及している。
NECのセルフレジは、有人レジとフルセルフレジをボタンひとつで切り替えられるので、従業員がついていないレジをフルセルフレジとして有効活用可能。現金だけではなく、スマホ決済(コード決済)のような多彩な決済方法に対応し、ポイントカードの利用もできる。多言語対応(日本語、英語、中国語、韓国語)もされており、海外の顧客にも問題なく対応。それぞれの言語は、言語選択画面での簡単な切り替え操作で使用可能となっている。
さらに昨今では、常駐する従業員がいない無人店舗や、退店時にレジを通さなくてもよい仕組み「レジレス」といった仕組みも登場している。
NECでも、レジレス型店舗「NEC SMART STORE」を2020年2月に本社ビル内にオープンした。同店は、NECが小売業向けに構築した売上管理、顧客管理等の店舗システムと、Cloudpick社が有するセンサーからのデータ解析システムを連携することで、レジレスの仕組みを構築して運営している。購入したい商品を手に取って退店するだけで決済でき、決済後はNECの給与システムと連動して精算されるため、通勤時や忙しい時間帯にもレジに並ぶことがなく商品を購入できる。さらには、入退店から決済まで商品以外に触らずに買い物ができるレジレス型店舗は、非接触という観点でも注目が集まっている。
NECでは、快適で心地よい顧客体験を生み出し続ける店舗運営の実現を目指す「Smart Retail CX」のコンセプトのもと、小売業における消費者行動の変化への対応や、労働力不足の解消といった社会課題の解決に取り組んでおり、そのための技術やソリューション、サービスの体系化を進め、継続して展開していく。
■「セルフレジの完全マニュアル」詳細はこちら
https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/ss/retail/topics/self-manual/
■小売業向けPOSシステムに関するトピックスを紹介
https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/ss/retail/topics/
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