コープみらい/フードドライブ専用「食品寄贈ボックス」埼玉県8店に追加
2021年04月07日 10:20 / 経営
コープみらいは4月7日、缶詰、インスタント食品などの家庭で保管されている食品を寄贈してもらうフードドライブ専用ボックス「食品寄贈ボックス」を、コープ北本店、コープ指扇店、コープ北越谷店、コープ東岩槻店、コープ幸町店、コープ新所沢店、コープ狭山台店、コープ武蔵藤沢店に設置したと発表した。
<フードドライブ専用「食品寄贈ボックス」>
「フードドライブ」は、家庭や事業所などで保管されたままで余っている食品を寄贈してもらい、生活困窮者や福祉団体、施設などに寄付するボランティア活動。
コープみらいでは、「フードバンク埼玉」、「フードバンクネット西埼玉」、「フードバンクいるま」といった地域のフードバンク事業を担う団体に加え、埼玉県志木市の「志木市基幹福祉相談センター」と協力し、支援を必要とする人に無償で提供する。自治体との連携は今回が初という。
寄贈できる食品は、米、麺類、小麦粉などの穀類、缶詰、瓶詰めなどの保存食品、のり・豆などの乾物、調味料、食用油、インスタント食品、レトルト食品、ジュース、コーヒー、茶などの飲料、お歳暮、お中元などのギフトパック。寄贈希望者は、コープみらいが実施店舗に設置する専用ボックスに食品を預けるだけで参加できる。
コープみらいでは、これまでにも、コープ春日部店、コープ浦和東店、コープ武蔵浦和店、コープ熊谷店、コープ深谷店に専用ボックスを常設。埼玉県内の組合員施設「コーププラザ」のコーププラザ春日部、コーププラザ越谷、コーププラザ富士見、コーププラザ浦和、コーププラザ所沢、コーププラザ川越、コーププラザ深谷、コーププラザ大宮でも実施している。
「食品寄贈ボックス」には、2017年9月~2021年3月2日の累計で6318kgの食品が寄贈されたという。今回、8店舗を加え、21カ所まで実施場所を増やすことで、フードドライブの取り組みを拡大する。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、生活困窮者が増加し、貧困問題の視点から地域でフードバンク事業を担う団体が増えている。コープみらいでは、こうした状況を受け、今後も積極的にフードバンクに協力し、食品ロスの削減、生活困窮者の支援を進めていくとしている。
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