コーヒーチェーン/人気2位は「コメダ」最も重視するのはコーヒーの味・品質
2021年05月21日 14:30 / 経営
伊藤忠商事グループのマイボイスコムは5月21日、コーヒーチェーン店の利用についてのアンケート調査結果を発表した。
<最も好きなコーヒーチェーン店>
調査によると、コーヒーチェーン店の利用者に、最も好きなチェーン店を聞いたところ、「スターバックスコーヒー」が31%でトップ。次いで「コメダ珈琲店」(17%)「ドトールコーヒーショップ」(14.5%)という順になった(複数回答)。
過去調査との比較では、「コメダ珈琲店」が増加する一方、「ドトールコーヒーショップ」は減少の傾向がみられた。また、10~30代の女性では、「スターバックスコーヒー」が5割弱と高く、中部では「コメダ珈琲店」が1位だった。
<コーヒーチェーン店の利用頻度>
利用頻度では、コーヒーチェーン店を利用している人は5割だった。利用頻度は「月に1回以下」が32.7%と最も多く、「月に2~3回程度」(9.9%)が次いだ。また、週に1回以上の利用者は約8%だった。
直近の1年間でコーヒーチェーン店を利用した人に利用場面を聞いたところ、「休憩したいとき」が37.3%、「気分転換」が22.4%、「友人や仲間とのおしゃべり」が20.7%、「おやつ・間食」が31.5%、「昼食」が19.2%という結果になった(複数回答)。
過去の調査と比べると、「休憩したいとき」「友人や仲間とのおしゃべり」の割合が減少。チェーン店では「コメダ珈琲店」を主に利用する人は「朝食」、「スターバックスコーヒー」を主に利用する人は「ドリンクのテイクアウト」の比率が高いことも分かった。
<コーヒーチェーン店の利用時間帯>
コーヒーチェーン店の利用時間帯では、一番多い時間帯が「午後(14時~16時台)」で、直近1年間での利用者の60.9%を占めた。次に「昼(11時~13時台)」で31.3%だった。若年層では「夕方(17時~18時台)」の割合が高かった(複数回答)。
コーヒーチェーン店を利用するときの重視点については、直近1年間の利用者では「コーヒーの味・品質」が55%、「店の雰囲気」が40.9%、「居心地のよさ」「アクセスのよさ」「店内の入りやすさ」「価格」が、それそれ30%台だった。また、女性若年層では「ドリンクメニューの充実度」と「期間限定・季節限定商品の充実度」の割合が高いという(複数回答)。
調査はインターネットを使って4月1日~5日に実施。有効回答数は1万4件となっている。
コーヒーチェーン店の利用に関するアンケート調査
https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=27306
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