JR東日本/医療系ベンチャーと資本業務提携、駅にセルフケア薬局展開
2021年05月26日 12:30 / 経営
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JR東日本スタートアップは5月26日、零売(れいばい)薬局や調剤薬局などの事業を展開するGOOD AID(愛知県名古屋市)と、JR東日本の駅で薬局と医療サービスなどと連携をする「スマート健康ステーション」の実現で資本業務提携したと発表した。
<資本業務提携時の2社>
「スマート健康ステーション」は、GOOD AIDの子会社、セルフケア薬局が運営する零売薬局「セルフケア薬局」を健康相談の窓口にして、鉄道の駅で、さまざまな医療サービスやヘルスケアサービスと連携をする構想。零売薬局は、症状が把握できていれば、薬剤師がカウンセリングをした上で、必要最低限の医療用医薬品を処方箋が不要で販売できる薬局になる。
資本提携は、JR東日本スタートアップが、GOOD AIDの発行した新株を取得した。取得額は非公開。業務提携では、まず「セルフケア薬局」のJR東日本の営業エリアでの駅中や駅ビルへの店舗展開で協力する。
GOOD AIDは、愛知県名古屋市にあるヘルスケア分野のベンチャー企業。設立は、2016年3月で、調剤薬局事業、零売薬局事業、訪問看護事業、EC事業、人材紹介事業を手がける。
JR東日本スタートアップでは、2月にセルフケア薬局の「セルフケア薬局」がJR西国分寺駅内にオープンし、顧客から好評だった実績をもとに、GOOD AIDが持つ零売専門薬局の運営ノウハウやチェーン展開の経験に着目し、スマート健康ステーションの推進で手を組むことにしたという。
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