イオンモール/電気・ガス、CO2排出量実質ゼロモールの運用開始
2021年05月26日 10:10 / 店舗
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イオンモールは5月26日、埼玉県川口市にオープン予定の「イオンモール川口」において、6月から、実質的にCO2排出量ゼロの電気・ガスを使用する施設として運用を開始すると発表した。
同社によると、「大規模商業施設における電気とガス両方において実質的にCO2排出量ゼロによる運用は国内初だ」という。
モールでは省エネルギーの取り組みのほか、東京電力エナジーパートナーの「非FIT非化石証書付電力メニュー」により実質的にCO2排出量ゼロとなる電気を調達する。これは、地球温暖化対策の推進に関する法律(温対法)の「温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度」において、報告する全使用量をCO2排出係数ゼロとしてCO2排出量(調整後)の算定をすることができる取り組み。
また、施設の空調で使用する都市ガスは東京ガスから「カーボンニュートラル都市ガス」の供給を受け使用する。
現在、脱炭素社会の実現に向け継続的に取り組みを推進しており、全国のモールで再生可能エネルギー100%店舗の取り組みを広げている。九州・福岡県のイオンモール福岡においても、4月から、九州電力の「再エネECOプラン」によりCO2排出量ゼロの電気を使用する店舗として運用を開始した。
今後も省エネルギーの取り組み・再生可能エネルギーの活用を積極的に推進する。
イオンは、2018年に「イオン脱炭素ビジョン2050」を策定し、店舗で排出するCO2などを2050年に排出総量でゼロにすることを目指している。また、「100%再生可能エネルギーでの事業運営」を目標に掲げる国際イニシアティブ「RE100」にも参画している。
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