日本調剤/全薬局の医療安全・品質管理の向上で「品質管理部」新設
2022年02月02日 12:20 / 経営
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全国47都道府県で調剤薬局を展開する日本調剤は2月2日、全薬局で医療安全・品質管理向上を計画的に実施することを目指して、品質管理部を新設した発表した。
日本調剤では長年に渡り、薬局における医療安全・品質管理に関する検証、教育研修、マニュアルの拡充・徹底を重ねてきた。
なかでも2016年にグループに参加した、日本最初の調剤薬局である水野薬局では、2005年にISO9001を取得するなど、その品質管理に対する「クオリティ・カルチャー」は薬局業界では先進的な事例だった。
そこから日本調剤は多くの学びを得ることで、地域ニーズに応じた幅広い在宅医療業務を行う「在宅支援センター」である「日本調剤南烏山薬局」(東京都世田谷区)、「日本調剤西宮東薬局」(兵庫県西宮市)の2店舗が、2021年にISO9001の認証を取得することにつながった。また、在宅支援センターは今後も同認証取得を拡充する予定だ。
新設した品質管理部では、薬局業務全般におけるQC(クオリティコントロール)向上のための指導・管理、医療安全に関する全般業務のPDCA業務サイクルの構築、調剤過誤防止対策の立案や防止実効策の策定など、さまざまな医療安全・品質管理向上に関することを計画的に推進することで、より一層、薬局を利用する患者、医療機関等の関係者へ安心感・満足度を高めることを目指す。
今後も調剤品質の向上、業務の平準化、調剤過誤の防止など、全薬局の品質に関する意識・認識のクオリティをより一層高め、社内共有することで、医療と地域社会に貢献したいという。
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