U.S.M.H/第3次中期経営計画策定「Beyond Supermarket」目指す
2023年04月12日 11:00 / 経営
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(U.S.M.H)は4月11日、2023年度を初年度とする第3次中期経営計画を策定したと発表した。
第3次中期経営計画は、社会が大きく変化する中で「私たちはどうありたいのか、どう転身すべきか」という根源的な問いに向き合い、サステナブルな将来像を徹底的に検討し策定した。
計画により、地域の生活者・文化・産業・コミュニティ、そして従業員とその家族のウェルビーイングに対して強い信念を持ち、3つのエンジンの確立により、独自の価値を創造し続けることで、地域とともに成長していく企業への転換を目指す。
第1エンジンは、「商品と店舗の変革=店舗収益の拡大」とした。商品における差別化を目指す商品の変革と、デジタルを基盤とした店舗の変革により、店舗を新たなフォーマットにして活性化することで収益拡大を図る取り組みを進める。
第2エンジンは、「アウトサイドデジタル=店舗外収益の拡大」となる。自社開発のデジタルの仕組みを用いて店舗ネットワークと商品調達力の融合を進めるほか、スーパーマーケットが考えるOMOを実装・拡大し、店舗の外に収益を求めるという。
第3エンジンは、ビジネス領域の拡大で、保有する知的財産により、新たなビジネス領域を開発し収益の流れの創出に取り組む。
これらの3つの成長エンジンを回すことで、既存のスーパーマーケットの歴史と概念を尊重しながらも、それを越える事業構造、すなわち「Beyond Supermarket」を目指し、価値創造と持続的な事業成長を追求するという。
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