イオン薬局/オンライン服薬指導サービス「curonお薬サポート」全店導入
2023年06月06日 11:42 / IT・システム
イオンリテールは6月6日から順次、運営する「イオン薬局」全店舗に、MICINが開発したオンライン服薬指導サービス「curon(クロン)お薬サポート」を導入する。「イオン薬局」は、現在、関東・北陸信越・東海・近畿・中四国263店舗を展開している。
オンライン服薬指導では、情報通信機器のビデオ電話を活用し、お客が薬局に行かなくても薬剤師から服薬指導を受けることができる。
2022年にオンライン服薬指導の一部の条件が緩和され、2023年1月から電子処方せんが利用可能になるなど、近年、調剤はデジタル化が急速に進んでいる。こうした中、イオンリテールはオンライン服薬指導を導入し、電子処方せんや電子薬剤服用歴、「調剤おくすり即日便」と合わせてお客の利便性を向上する。導入する「クロンお薬サポート」は、予約、ビデオ通話によるオンライン服薬指導、決済、配送までオンラインで完結するサービスで、お客は、アプリのインストール不要で利用できる。
「クロンお薬サポート」は、全国でチェーン展開する薬局から中小、個人経営薬局まで約6000店舗の薬局が導入している。MICINが提供するオンライン診療サービス「クロン」を導入している6000施設を超えるクリニック・病院と連携でき、患者は、アプリのインストール不要で手軽に利用できるという特徴を有している。
2023年2月には「クロン」経由の電子処方せんにも対応し、薬剤師は「クロンお薬サポート」上で当該患者の引き換え番号を確認し、電子処方せんを取得することで調剤、服薬指導ができる。また、対面で受診した患者の処方せんを、ネットで事前受付することも可能だ。さらに、服薬フォローアップ機能を活用することで、患者情報や予約の管理、質問票の事前聴取が「クロンお薬サポート」内でできるようになり、ビデオ通話で患者の様子を見ながら服薬フォローを行う。
現在、イオンリテールでは、「その日に!トドくん調剤おくすり即日便」を実施している。薬剤師が受付後、すぐに服薬指導と会計をすることで調剤待ち時間を減らし、かさばる医薬品を持ち運びすることなく配送、自宅で受け取ることができるサービスで、2023年5月時点で21店舗に導入している。
車以外で来店する人や経口栄養剤、湿布剤など重たくてかさばる医薬品を処方したお客からの「イオン薬局のカウンターから宅配してほしい」や「薬局でのお薬待ち時間を減らしたい」「薬を自宅で受け取りたい」といった声に対応している。オンライン服薬指導サービスでは「調剤おくすり即日便」の配送方法も活用して医薬品を配送する。
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