ショッピングセンター/3月既存店売上7.4%増、新生活で雑貨・飲食好調
2024年04月25日 14:30 / 月次
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日本ショッピングセンター協会が4月25日に発表した3月のショッピングセンター(SC)販売状況によると、既存SCの売上高は前年同月比7.4%増だった。
月度 | 総合 | テナント | キーテナント |
7月 | 12.4%増 | 13.8%増 | 7.6%増 |
8月 | 12.2%増 | 13.4%増 | 7.7%増 |
9月 | 7.5%増 | 8.1%増 | 5.5%増 |
10月 | 5.0%増 | 5.2%増 | 4.0%増 |
11月 | 8.9%増 | 10.5%増 | 3.5%増 |
12月 | 4.6%増 | 5.3%増 | 2.2%増 |
1月 | 5.1%増 | 5.9%増 | 1.9%増 |
2月 | 9.8%増 | 11.0%増 | 5.4%増 |
3月 | 7.4%増 | 7.6%増 | 6.5%増 |
全国的に中旬まで気温が低く春物衣料の動きの鈍かったSCが多かったが、新生活需要による雑貨の高稼働や春休み、卒業式、送別会需要による飲食利用が売上をけん引し、前年超えとなった。前年に比べて休日が2日多かったことや、館内イベント、カード施策などの販促活動が来館者数の増加に寄与している。
立地別にみると、中心地域は総合で8.9%増、周辺地域は6.6%増。特に中心地域・大都市は、インバウンド客などの来館者数が増え、好調だった。
業種別にみると、「ファッション」は中旬まで気温が低かったことで春物衣料が苦戦。「雑貨」はキャラクター商材に加え、新生活需要で家具などが売れている。「医薬・化粧品」は、新生活需要に加え、カード施策の販促効果で好調。「飲食」は、国内外旅行客や送別会などの団体利用、オフィスワーカーのランチ需要により館の売上をけん引した。「サービス」は、春休み興行のシネマやアミューズメント、理美容が伸長している。
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