平和堂 決算/3~5月営業収益4.3%増、新店オープンなどで増収増益

2024年06月28日 15:07 / 決算

平和堂が6月27日に発表した2025年2月期第1四半期決算によると、営業収益1052億7800万円(前年同期比4.3%増)、営業利益28億3300万円(9.2%増)、経常利益32億1300万円(10.2%増)、親会社に帰属する当期利益20億600万円(27.6%増)となった。

店舗実績については、4月12日に「日進香久山店」(愛知県日進市)をオープン。3月21日に「アル・プラザ茨木」(大阪府茨木市)、4月26日に「アル・プラザ鶴見」(岐阜県大垣市)をそれぞれ改装している。

同社によると、第1四半期連結累計期間(2月21日~5月20日)における国内経済は、政府による積極的な経済対策や日本銀行の緩和的な金融環境の維持を背景に、人手不足による賃金上昇や半導体の供給制約の緩和などの要因がプラスに働き、景気は底堅い成長が見られた。

だが、国内では物価高や実質賃金の低迷から、個人消費の回復が遅れている。世界的にも高インフレの波が根強く残り、サプライチェーンの脆弱性が、地政学的対立の強まりによって顕在化するなど、不確実な世界情勢に伴う国内外経済の下振れリスクが残存。依然として先行きは不透明な状況だという。

国内小売事業と外食事業でも、原材料価格の高騰や急激な円安に伴う価格改定により、消費者の節約志向や、人件費や物流費用上昇は依然継続。厳しい経営環境が続く。

通期は、営業収益4440億円(4.4%増)、営業利益137億円(3.3%増)、経常利益147億円(1.5%増)、親会社に帰属する当期利益91億円(34.1%増)を見込んでいる。

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