アルビス 決算/4~6月営業利益1.6%減、人件費増響く
2024年07月30日 15:07 / 決算
アルビスが7月30日に発表した2025年3月期第1四半期決算によると、営業収益240億6800万円(前年同期比1.0%増)、営業利益4億7700万円(1.6%減)、経常利益6億2900万円(3.0%減)、親会社に帰属する当期利益4億1000万円(2.4%減)となった。
売り上げ面は前期オープンした新店舗の効果もあり、増収だった。
利益面では、高利益商品であるPB商品などの販売拡大とプロセスセンターの原価改善により売上総利益率が改善(0.8%増)したものの、人的資本への積極的な投資による人件費の増加などにより減益を計上している。
新店は、2025年3月に岐阜県本巣郡に中京エリア4店舗目となる「北方町店」を出店する。建て替え新店として、2024年10月に「婦中速星店」(富山県富山市)のリニューアルオープンを予定している。また、買い物支援と地域の見守りに取り組む「移動スーパー」は、6月末現在24台運行している。
通期は、営業収益994億2900万円(1.7%増)、営業利益22億600万円(3.0%増)、経常利益27億円(1.1%増)、親会社に帰属する当期利益17億400万円(10.3%増)を見込んでいる。
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