mozoワンダーシティ/大規模リニューアルで50店以上改装し売上上昇

2024年09月02日 16:46 / 店舗

日本都市ファンド投資法人は8月19日、名古屋市西区の保有資産である「mozoワンダーシティ」の成長施策の進捗を発表した。

mozoワンダーシティは2009年4月にオープン以降、東海エリアNo.1の売上を誇る大型ショッピングセンターとして順調に売上を伸ばしてきた。2022年には段階的な大規模リニューアルを実施し、50店舗以上の新店・改装オープンや、地元愛知の人気店を中心に、全国初・名古屋初出店を含む店舗が集う食ゾーン「mozo Food Marche(モゾフードマルシェ)」の新設など、周辺競合施設と差別化した施設作りに取り組んだ。

こうした取り組みの結果、賃金上昇等の商業施設を取り巻くマクロ環境の改善による追い風も受けて、施設全体の売上は上昇傾向にある。

今後、2025年以降に大型区画を含む複数テナントの契約満了を迎えるのを機に、施設全体売上のさらなる上昇とNOI(不動産の純収益)の向上を目指して、各フロアの集客力・MD評価向上等を企図した大規模リニューアルを実施し、2025年3月以降順次、新店オープンや環境改善を予定している。

これまでのリニューアルでは、 各フロアの集客力・MD評価の向上を企図した、大型区画へのスポーツブランドやアミューズメント系テナントなどの誘致、サインの改善を実施。また、ファミリー層等の満足度向上を目的とした、キッズスペースの見直しと新設を行ってきた。

リニューアルを継続することで、mozoワンダーシティのROI(投資利益率)は43.3%、NOIは9200万円増加する想定だ。

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