大阪・淀屋橋駅西地区/オフィス・商業複合「淀屋橋ゲートタワー」26年7月オープン

2025年07月31日 11:09 / 店舗

淀屋橋駅西地区市街地再開発組合と、その参加組合員である大和ハウス工業、住友商事、関電不動産開発は7月30日、「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業」で整備する建物名称を「淀屋橋ゲートタワー」に決定したと発表した。

<施設イメージ>
淀屋橋ゲートタワー

同事業は、市街地再開発事業により敷地・建物を共同化し、オフィス主体の大型複合ビルを整備するもの。26年7月の開業を見込む。あわせて、土佐堀川沿いのパブリックスペース(大川町公園)の再整備も行う。大阪市内最大規模のハイグレードなオフィスや賑わいを提供する商業施設、緑豊かなオープンスペース、中之島周辺を臨むビュースポット・ビジネス交流施設等を擁する。

建物名称である「淀屋橋ゲートタワー」には、大阪のメインストリートである御堂筋の「玄関口」に誕生するこの高層タワーオフィスが、大阪ビジネスシーンの進化やグローバル化の「起点(=GATE)」になるという強い意志を込めた。建物のフォルムや、外観に施した格子窓の意匠も「門(=GATE)」としての重厚さを表しているという。

<SHARE LOUNGE 淀屋橋with PLUS>
淀屋橋ゲートタワー

基壇部の最上階となる11階には、大阪随一のロケーションを生かし、新たなワークスタイルの提案や人々の交流を促進する公共貢献機能を導入。建物入居者はもちろん、周辺オフィスワーカー、一般来館者にも開かれた空間を整備し、サードプレイスとしての利用を促進していく。

具体的には、「TSUTAYA BOOKSTORE」や「蔦屋書店」を手掛けるカルチュア・コンビニエンス・クラブと、オフィス空間づくりを提案するプラスが連携して、600m2を超える関西最大規模の「SHARE LOUNGE 淀屋橋with PLUS(仮称)」をオープンする。

両社のもつ空間づくりのノウハウを掛け合わせ、ロケーションを最大限に活かした空間を提供する。快適に仕事をしながら、プラスが取り扱う家具を体験できるという。

<SYNTH ビジネスセンター淀屋橋>
淀屋橋ゲートタワー

関西圏を中心にサービス付レンタルオフィス事業を展開するSYNTHによる「SYNTH ビジネスセンター淀屋橋(仮称)」も開く。800m2を超える規模のサービスオフィスで、会議室やラウンジを保有。知的好奇心を高めるイベント等の開催を通じて、ビル内外のオフィスワーカーにビジネス交流の場を提供する。

<屋上庭園>
淀屋橋ゲートタワー

また、御堂筋沿道街区は地区計画に則り、高さ50mの基壇部を設けることで壁面のそろった景観を創出している。そこで御堂筋に面した基壇部屋上には、一般の人も利用できる屋上庭園を用意した。

<フロア概念図>
淀屋橋ゲートタワー

■淀屋橋ゲートタワー
事業名称:淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業
施行者:淀屋橋駅西地区市街地再開発組合
所在地:大阪市中央区北浜4-104(地番)
アクセス:大阪メトロ御堂筋線「淀屋橋駅」・京阪本線「淀屋橋駅」地下直結
施行地区面積:約1.7ha
敷地面積:約7206m2
延床面積:約13万2330m2
主要用途:事務所、店舗、駐車場など
階数/建物高さ:地上29階・地下2階/約135m
設計/施工:都市計画・事業コンサルタント・基本設計・実施設計・監理:日建設計
施工:大林組

大阪・淀屋橋駅西地区/オフィス・商業複合施設、26年開業へ

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