クリエイト・レストランツHD 決算/3~5月増収増益、売上収益は過去最高を更新
2025年07月14日 17:27 / 決算
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クリエイト・レストランツホールディングスが7月14日に発表した2026年2月期第1四半期決算によると、売上収益418億1400万円(前年同期比9.2%増)、営業利益30億4800万円(10.7%増)、税引前利益29億9200万円(15.8%増)、親会社に帰属する当期利益20億8800万円(12.7%増)となった。
既存店売上高が2.7%増と堅調に推移。コアブランドを中心とした出店、積極的な業態変更、グループ内フランチャイズ展開、グループ入りした事業会社の連結貢献により、第一四半期連結累計期間として過去最高の売上収益を更新した。
利益面では、米の価格高騰含め原材料費の上昇はあったが、労働時間を中心とした人件費のコントロールと販売価格の適正価格化の継続によりコスト増を吸収し増益を計上している。
3月には、関東地区に点在していた三つの物流拠点を統合した。原価上昇の抑制(取引先とアイテム集約による交渉力向上、物流費抑制)、配送ルート見直しによるCO2排出量削減、発注・納品リードタイム短縮による食品ロス削減に貢献するものと見込んでいる。
コントラクト(受託運営)事業では、群馬県で焼き肉7店舗、長野県で焼き肉1店舗の運営受託を開始した(JA全農との連携)。
また、前年度にグループ入りした一幻フードカンパニーの「えびそば一幻」を大阪府に初出店。M&Aのシナジーであると同時に、立地の進化への取り組みであるグループ内フランチャイズの仕組みを活用したものとなる。
店舗面では、5月末でグループ計1132店舗となっている。
通期は、売上収益1650億円(5.5%増)、営業利益96億円(12.9%増)、税引前利益88億円(14.9%増)、親会社に帰属する当期利益58億円(3.7%増)を見込んでいる。
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