メルカリ/出品時の下調べをサポートする「相場検索」機能を提供開始
2025年07月15日 10:10 / IT・システム
メルカリは7月14日、出品時の下調べをサポートする「相場検索」機能を提供開始した。
出品を検討している商品を、画像またはキーワードで検索することで、販売の相場価格(類似商品の直近出品価格・売却価格を表示)や最も利用されている配送料金をひと目で確認でき、そのまま出品に進める機能となっている。
これまでも「メルカリ」では、出品時の負荷軽減策として「AI出品サポート」機能を提供してきた。「AI出品サポート」では、出品したい商品の写真をアップロードしてカテゴリーを選択することで、AIがタイトル・商品説明から、商品状態や販売価格までを自動で入力する。
一方で、メルカリが2025年5月に実施したアンケート調査では、9割以上の顧客が出品前に下調べを行っていることが明らかになっている。「1円でも高く売りたい」「出品の手間に見合った利益が欲しい」と考える人が5割以上を占め、下調べを行う項目のうち「価格」と「配送方法」に関する下調べが難しいと感じている人が多いことも分かった。
こうした背景から、価格や配送方法の下調べの負荷を軽減できる相場検索機能の提供に至ったという。なお、「相場検索」はアプリ(iOS・Andoroid)のみ対応。利用には、最新版へのアップデートが必要だ。
使い方は、まず出品タブの「相場を調べる」をタップする。次に、検索バーで画像検索 or キーワードを入力する。すると、「最もよく送られている配送料金」「商品の状態」「販売価格の相場(売り切れ・販売中)」といった情報が表示される。
出品画面では、検索に使った商品名や状態、商品画像が入力されるため、そのまま簡単に出品できるという。
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