イオン/11月はイオンリテール既存店6.3%増、ブラックフライデー企画に注力

2025年12月10日 17:33 / 月次

イオンが発表した11月度の主な連結各社の月次売上高によると、既存店売上高(前年同期比)は、総合スーパーのイオンリテール6.3%増、イオン北海道1.3%増、イオン九州4.2%増となった。

スーパーマーケットでは、マックスバリュ東海3.8%増、フジ1.7%増だった。

CVSのミニストップは4.6%減。専門店ではキャンドゥ1.6%増、コックス3.1%減、ジーフット6.8%増となっている。

<主な連結各社の11月売上高前期比伸び率一覧>

業態 社名 前年同期比
全店 既存店
GMS イオンリテール 7.5%増 6.3%増
イオン北海道 5.9%増 1.3%増
イオン九州 3.1%増 4.2%増
SM マックスバリュ東海 4.0%増 3.8%増
フジ 1.9%増 1.7%増
CVS
専門店
ミニストップ 6.9%減 4.6%減
キャンドゥ 4.3%増 1.6%増
コックス 3.7%減 3.1%減
ジーフット 2.7%増 6.8%増

11月は、実質賃金を上回る物価上昇が続く消費環境下で、顧客の節約志向が一層強まった。お得感への期待がこれまで以上に高まる中、年末商戦の幕開けとして、毎年恒例の「ブラックフライデーセール」にグループ全体で注力。冬物衣料品の訴求に加え、鍋物商材の品ぞろえやトップバリュ商品の拡充を図った。

総合小売事業のイオンリテールは、11月の大型セールとして記念すべき10周年を迎えた「ブラックフライデーセール」を過去最大級の品ぞろえで展開。セール前の「ご予約販売会」やEコマースの先行セールに加え、節約志向に応えるトップバリュ商品の増量企画や日用品等のまとめ買い、オリジナルのキャラクター商品など、お買得企画を拡充したことが奏功し、既存店売上高が9カ月連続で前年を上回った。

特に、冬物のコートや毛布等、冬を快適に過ごすための商品を強化したことで、衣料品は2カ月連続で前年を上回り、住居余暇も好調に推移している。また、黒毛和牛やサーモンなどのごちそうメニューを展開した食品売上高は、既存店で39カ月連続の前年超えを達成。化粧品や調剤が好調に推移したヘルス&ビューティケアも、9カ月連続で前年の既存店売上高を上回った。

イオン/10月はイオンリテール既存店4.7%増、ハロウィン企画・NB品値下げ奏功

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