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高島屋と東神開発は7月30日、ベトナム・ホーチミン市に、高島屋グループでベトナム初のショッピングセンター「サイゴンセンター」と、核テナントとなる「ホーチミン高島屋」をオープンした。
シンガポール大手不動産会社のケッペルランド、そのほかベトナム企業2社と協業した。
サイゴンセンターはホーチミン市中心地区のレロイ通りに立地。
同地区は商業地域として急速に開発されており、半径5キロ圏内には、富裕層居住エリアがあり、将来の都市機能開発の一環として、地下鉄や環状高速道路などの主要交通インフラも整備されつつある。
施設は、シンガポール高島屋の事業ノウハウを活用し、百貨店面積1万5000m2(地下2階~地上3階)の売場に約210ブランドを展開する「ホーチミン高島屋」を核テナントに配置。
専門店ゾーン4万500m2(地下2階~地上5階)には、145の専門店が出店し、文化・情報の発信源として、地域の生活文化向上に貢献する。
今回のプロジェクトでは、シンガポールと同様に、百貨店事業、不動産事業、商業施設運営事業の3事業からなるスキームにより、連結収益の最大化を目指す。
高島屋グループは、成長戦略の一環として、ASEAN諸国を軸とした海外での多店舗化を推進しており、今回は、シンガポール、中国(上海)に次ぐ3か国目となる。2017年度には、タイ(バンコク)への出店も予定している。
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