ドムドムバーガー/ホテル、不動産事業のレンブラントHDに事業を譲渡
2017年05月19日 19:10 / 経営
レンブラントホールディングスは5月19日、100%の子会社レンブラント・インベストメントが、新生銀行傘下の新生企業投資と共同で、ドムドムバーガーなどを展開するオレンジフードコートのハンバーガー事業の一部を譲受すると発表した。
事業譲渡価額と決済方法は、当事者間の合意により、非開示。
3月28日に事業譲渡契約を締結しており、事業を譲受するため4月27日付で、ドムドムフードサービスを設立した。
6月中旬に、新生企業投資による優先株式出資を行い、7月1日に事業を譲受する予定だ。
ドムドムフードサービスの役員構成は、レンブラントHDから3人、新生企業投資から2人の計5人を派遣する予定だ。
事業譲渡会社であるオレンジフードコートは、日本国内初のハンバーガーチェーン店であるドムドムハンバーガー43店を運営する。
そのほか、ハンバーガー新業態であるディーンズバーガーや、クレープ店舗数で最大手となるディッパーダンを運営している。
今回、譲受する事業は、ドムドムハンバーガー22店、ディーンズバーガー2店、ディッパーダン2店(フランチャイズ契約)、ドムドムハンバーガー・ディッパーダン併設店舗2店、合計28店。
そのほか、ドムドムハンバーガー事業におけるフランチャイザーとしての地位、システムデータ、商標権(ドムドムハンバーガー他)、承継資産債務、移籍従業員も譲受する。
レンブラントHDは、「時代が求めているものを意識し、新しく生み出していくことが私達の使命」と捉え、ホテル事業・不動産事業・再生事業を柱に事業展開を行っている。
その中でも再生事業については、グループ内における今後の成長ドライバーとして位置づけ、事業拡大を目指している。
今回、ハンバーガーという国民的な人気が高く親しまれている事業を譲り受けてその再生を図ることは、グループの業容拡大と更なる発展につながると判断している。
今後はグループと新生企業投資による積極的な事業支援を行うと共に、経営体制の再構築に鋭意取り組み、事業成長のサポートや収益向上に努めるという。
■ドムドムバーガー
http://www.orangefoodcourt.co.jp/domdom/dom_index.html
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