イオンアグリ創造/イオン埼玉久喜農場からトマトを本格出荷
2017年06月02日 15:00 / 商品
イオンアグリ創造は6月4日、埼玉県久喜市に大玉トマトの生産に特化した次世代施設園芸埼玉拠点「イオン埼玉久喜農場」から、本格出荷を開始する。
同拠点は、、農林水産省の次世代施設園芸導入加速化支援事業の1つで、2014年に埼玉県と久喜市、イオンリテールとイオンアグリ創造の4者によって埼玉次世代施設園芸コンソーシアムを発足し、2015年にJA全農さいたま、埼玉次世代施設園芸トマト研究会が加わり、今日まで準備を進めてきた。
次世代施設園芸導入加速化支援事業は、先端技術と販売力を融合させ、木質バイオマス等の地域資源エネルギーを活用するとともに、生産から調製・出荷までの施設の大規模な集約化やICTを活用した高度な環境制御を行うことにより、低コストな周年・計画生産を実現し、農業者の所得向上と地域の雇用創出を目的とする事業。
同拠点で生産されるトマトは、年間を通じ樹で十分赤くなってから収穫・出荷できるため、食味の向上と安定供給を両立できるものと期待を寄せているという。
施設概要
所在地:埼玉県久喜市六万部91
従業員数:社員8人、パート70人(5月8日現在)
農地面積:3.3ヘクタール
栽培品目:大玉トマト(桃太郎ヨーク他)
栽植密度:約6,000本/10アール、株間18cm
栽培株数:547,000株
目標収量:年間990トン(30トン/10アール)
販売先:埼玉県内のほか関東近県のイオングループ各店舗
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