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コープデリ生活協同組合連合会/土屋専務理事が理事長に

2017年06月18日 10:41 / 経営

関東甲信越の1都7県の地域生協で構成するコープデリ生活協同組合連合会は6月17日、新役員体制を発表した。

同日付で、専務理事の土屋敏夫氏が理事長(代表理事)に就任し、赤松光理事長は退任した。

コープデリ生活協同組合連合会は、コープみらい、いばらきコープ、とちぎコープ、コープぐんま、コープながの、コープにいがたの6生協が参加する事業体。

<土屋理事長>

土屋氏は2007年から、コープデリ生活協同組合連合会の前身となる生活協同組合連合会コープネット事業連合の専務理事を務めていた。

理事長就任にあたり土屋氏は「これまで専務理事としてコープネットに関わってきた。事業連合では、商品の共同調達、システムの共同開発という事業経営のみならず、環境活動などのCSR活動なども手掛けてきた。組織名称をコープデリ連合会へ変更したもあり、事業経営にとどまらない会員各生協の事業活動の連携を深めていきたい」とあいさつした。

アマゾンが東京23区を中心に「アマゾンフレッシュ」を開始し、生鮮食品を含む食品宅配サービスに参入している点については、「ネット通販も労働集約型の事業モデルでコストをかけて商品を運んでいる。生協はネット通販とは異なり、毎週、同じ曜日に同じ時間に商品を届ける仕組みがある。この配送の合理性、利便性をしっかりと打ち出したい。手ごろな価格のコモディティ商品からオーガニック商品まで、ライフスタイルに合わせた品ぞろえができるのが強みだと思っている」と語った。

■土屋敏夫(つちやとしお)
1957年:生まれ
2002年:生活協同組合コープとうきょう理事
2003年:生活協同組合コープとうきょう常務理事
2004年:生活協同組合連合会コープネット事業連合理事
2006年:生活協同組合連合会コープネット事業連合専務補佐
生活協同組合コープぐんま理事
2007年:生活協同組合連合会コープネット事業連合専務理事
2008年:生活協同組合ちばコープ理事
2013年:生活協同組合コープみらい専務理事
日本生活協同組合連合会常任理事(現任)
2017年:生活協同組合コープみらい副理事長
コープデリ生活協同組合連合会(旧コープネット事業連合)理事長

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