ミニストップ/1店1日あたり50個を販売できるファストフード、開発強化
2017年09月07日 14:30 / 経営
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ミニストップは9月7日、2017年度下期の商品政策として、発売初日で1店1日あたり50個以上を販売できるファストフードの開発を強化する方針を明らかにした。
同日、都内で開催した2017年度下期商品政策発表会で、藤本明裕社長が語った。
藤本社長は、「ミニストップに行けば何か美味しい商品があるという期待感を作り、期待感を来店につなげ客数を増やし、実際に商品を味わってもらうことで客単価を上げ、ミニストップブランドを向上させるサイクルを目指す」と述べた。
例えば、コールドスイーツのハロハロは、コールドスイーツの売上は6月と7月対比で28.8%増となり、ファストフード全体の売上は9.6%増、全店平均日販は1.7%増となった。
単品の売上を上げることで、全店平均日販を上昇させる効果が検証できているという。
「ミニストップの最大の他社との違いは、ファストフードであり、ファストフードで単品集中販売できる商品の開発を強化する。1店1日あたり、発売初日で50個以上販売できる商品を打ち出す」と語った。
藤本社長は、2012年から2017年3月まで青島ミニストップの代表を務め、5月にミニストップの社長に就任した。
青島ミニストップ在職中は、平均日販を3500元から7000元まで4年間で約2倍に拡大した実績を持つ。
藤本社長は「ミニストップに行けば何か面白い商品があるという認識が必要だ。実際に商品を買わなくても、商品への期待感があることが重要で、商品への期待感から、店舗への期待感への変化を生み出し、客数を増加させる」と述べた。
価値ある商品を開発する体制を目指し、組織変更を実施し、商品開発部門を専業化させた。
国内店舗やカフェ業態のcisca(シスカ)のヒット商品、海外のミニストップの人気商品の導入を行い、単品集中販売できる体制を整えるという。
ミニストップで冬シーズンに好調な「ベルギーチョコソフト」の新作のほか、シスカで好調の「三元豚のロースとんかつサンド」、韓国ミニストップで好調なホットドックと似て異なる食感が特徴の「ビッグドッグ」を下期に販売する計画だ。
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