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高島屋/ベトナム・ハノイの商業・オフィス複合ビルの持分取得

2019年12月09日 10:40 / 海外

高島屋と清水建設は12月9日、ベトナム・ハノイ市において、商業・オフィス複合ビル「インドチャイナプラザ・ハノイ」の所有・運営会社であるHanoi Residential and Commercial Centre – HRCC Limitedの持分を共同で取得したと発表した。

<インドチャイナプラザ・ハノイ>
インドチャイナプラザ・ハノイ

2社の持ち分比率は60%(高島屋子会社東神開発)と40%(清水建設子会社シミズインベストメント(アジア))。同ビルは、新都心として開発が進むハノイ市内カウジャイ区のスアントゥイ通りに面する複合ビルとなっている。

商業・オフィス・住宅から構成され、そのうち商業・オフィス部分を今回取得。今後、両社のノウハウを活用し商業部分をリニューアルするなど、物件の付加価値を高める。

また、物件の取得と同時にビル運営会社も傘下となり、この組織の有するノウハウを今後の開発事業に活用する。

立地は、空港へのアクセスも良く、至近では都市鉄道3号線の「国家大学」駅の建設が進んでいる。近隣には日本人学校も所在し、日本人駐在員及びそのご家族にも人気の高いエリアだという。

東神開発は、2019年6月には、ハノイ市内のスターレイクプロジェクトで、2区画における事業参画を決定。今後も成長が見込まれるベトナムにおいて、さらなる事業展開を図り、高島屋グループの成長
分野である海外事業を拡充していく。

清水建設は、ベトナムをアジアにおける投資開発事業の主要マーケットの一つと捉えており、引き続き同国においてオフィスやホテル、住宅開発などに取り組む。

■物件概要
所在地:ベトナム・ハノイ市 カウジャイ区
敷地面積:1万6619m2
延床面積:商業部分2万4900m2、オフィス部分1万7400m2
賃貸面積:商業部分1万8600m2、オフィス部分1万3300m2
規模:商業部分地上1~5階、オフィス部分地上5~15階
保有持分:東神開発60%、清水建設40%
竣工年:2012年

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