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セブン&アイ/豪州のコンビニ運営企業を1672億円で買収

2023年11月30日 15:56 / 海外

セブン&アイ・ホールディングスは11月30日、オーストラリアでコンビニエンスストアなどを運営するConvenience Group Holdings Pty Ltd(以下:SEA)の全株式を取得すると発表した。

セブン&アイ

取得価格は、約1672億3800万円(17億1000万豪ドル)。

SEAは、オーストラリアにおいて、コンビニエンスストア事業と燃料小売事業を運営している。

SEAの子会社である7-Eleven Stores Pty Ltdは「7-Eleven」ブランドのライセンシーとして長年にわたり、オーストラリアでコンビニエンスストア事業を展開してきた。同国最大のコンビニエンスストア小売業者であり、2023年6月末日現在、751店舗を保有している。

業界でもトップレベルの商品提供、的を絞った商品ラインアップ、確立されたロイヤルティープログラムを有しているという。

なお、セブン‐イレブン・ジャパンと米国7-Eleven,Inc.の合弁会社7-Eleven International LLC(以下:7IN)が、7INの完全子会社であるAR BidCo Pty Ltd を通じて、豪州R.G. Withers Unit Trustの受託者であるR.G. Withers Nominees PtyLtdとの間で、SEA株式譲渡契約を締結している。

SEAの完全子会社であるCONVENIENCE HOLDINGS PTY LTDの資本金が、セブン&アイHDの資本金の100分の10以上に相当するため、同社特定子会社となる。オーストラリア市場は多くの若年層と移民による多様な人口を有する成長市場であり、今回の契約で、さらに店舗ネットワークを拡大する計画だ。

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