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近鉄百貨店/3~5月は売上高0.3%減、営業利益14.1%増

2016年07月13日 14:00 / 決算

近鉄百貨店の2017年2月期第1四半期決算は、売上高658億3500万円(前年同期比0.3%減)、営業利益8億3700万円(14.1%増)、経常利益7億5500万円(43.7%増)、当期利益5億2800万円(137.5%増)となった。

百貨店業の売上高は590億1800万円(2.5%減)、営業利益は1億4100万円(65.0%減)となった。

あべのハルカス近鉄本店では、一層の集客力強化を図るためウイング館3.5階に家電の大型専門店を導入するなど、各階においてショップの改廃を行った。

地域中核店では、周辺の大型ショッピングセンターとの差別化を一層鮮明にするため、奈良店は、奈良県初出店となる生活雑貨の大型専門店「東急ハンズ」を5階にオープンした。

上本町店、橿原店、和歌山店、四日市店においても、各階に新規ショップを導入するなど大規模改装を実施した。

奈良店にオープンした東急ハンズをフランチャイズ方式で直接運営するなど、将来の収益源の確保に向けた取組みを積極的に推進した。

これらの諸施策を鋭意実施いたしましたものの、各店における大規模改装に伴う工事の影響により、お客の買い回りに想定以上の支障が生じたこともあり減収となった。

通期は、売上高2730億円、営業利益33億円、経常利益19億円、当期利益12億円の見通し。

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