アイスタイル/6月期は売上高47.8%増、営業利益2.7倍
2016年08月03日 14:18 / 決算
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アイスタイルの2016年6月期決算は、売上高142億8200万円(前年同期比47.8%増)、営業利益17億5100万円(174.6%増)、経常利益16億5700万円(156.1%増)、当期利益12億7400万円(263.5%増)となった。
国内外における化粧品ECサイトの運営、化粧品専門店「@cosme store」の運営、海外向けの化粧品卸売事業の小売事業の売上高は82億6700万円(83.5%増)、営業利益7億2800万円(86.4%増)となった。
国内の化粧品EC販売においては、記事コンテンツの拡充や取扱いブランドの増加、キャンペーンの開催等により売上が大きく伸長した。
化粧品専門店の運営では、2015年10月に溝の口に新店舗を出店したほか、2016年には関西エリアで3店、九州エリアで1店をオープンし、新規出店のスピードを加速した。
新規店舗の売上への貢献はまだ小さいものの、既存店の売上が引き続き好調に推移し業績をけん引した。
中国での化粧品のEC販売や、中国企業への化粧品卸売においては、越境EC市場の拡大に伴い売上が急増したが、2016年4月上旬から中国の税制が変更した影響もあり、第4四半期の売上は落ち込みが見られた。
マーケティング事業の売上高は52億1500万円(14.6%増)、営業利益9億8600万円(237.1%増)となった。
主要サイトである「@cosme」においては、タイアップ広告を中心とするブランディングサービスや、月額固定料金で提供しているブランドファンクラブのサービスの販売が順調に伸長した。
個人ユーザー向けのサービスでは、サンプルサイズの美容商品を毎月、届けるブルームボックスを中心に会員の獲得が順調に進み、収益が増加した。
来期は、売上高186億900万円、営業利益14億5000万円、経常利益13億5200万円、当期利益8億5400万円の見通し。
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