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クオール/保険薬局事業が堅調に推移、4~9月は営業利益79%増

2017年11月01日 09:10 / 決算

クオールが10月31日に発表した2018年3月期第2四半期の連結決算は、売上高713億9700万円(前年同期比17.9%増)、営業利益42億5100万円(79.7%増)、経常利益42億9000万円(67.7%増)、純利益24億1500万円(57.5%増)となった。

保険薬局事業は、出店状況は、新規出店16店舗、子会社化による取得9店舗の計25店舗(うち売店1店舗)増加した一方、閉店により4店舗(うち売店2店舗)減少した結果、グループ全体で店舗数は717店舗となった。売上高については、既存店、前期開局の新店、新規取得子会社が業績に寄与した。

また、かかりつけ薬剤師・薬局の促進やジェネリック医薬品の使用推進により、調剤技術料の収入が堅調に推移している。費用は、新在庫システムを全店に順次導入し、適正な在庫管理と医薬品調達コストのコントロールを実施した。

BPO(Business Process Outsourcing)受託事業は、アポプラスステーションの中核事業であるCSO事業は競争が激化する中、MR派遣の受注数が計画通り進捗しており、製薬企業との契約数は、業界最多を維持している。

さらに、新規顧客の開拓及び既存案件の契約延長に向けて、専門性の高いMRの育成や製薬企業への営業強化を行っている。派遣紹介事業については、薬剤師の派遣者数が伸び、堅調に推移。新たな営業拠点を開設し、事業の拡大を図っている。

2018年3月期通期の連結決算は、売上高1460億円(前期比11.0%増)、営業利益85億円(23.8%増)、経常利益85億円(20.3%増)、純利益46億円(5.7%増)を見込んでいる。

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