千趣会/業績予想を下方修正、当期損失126億円に拡大
2017年12月18日 12:20 / 決算
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千趣会は12月15日、2017年12月期通期連結業績予想の修正を発表した。
売上高1247億6000万円(前回予想比1.7%減)、営業損失51億2000万円(前回予想は38億円の営業損失)、経常損失50億9000万円(36億円の経常損失)、当期損失126億5000万円(104億円の当期損失)とした。
10月27日に発表した「千趣会グループ中期経営計画2018~2020」において、カタログ通販の特徴である掲載商品の早期調達と長期販売形態から脱却するとともに、販売中の商品も適時値下げを実施することで消化率向上をはかる等の在庫管理方針を明確化したことにより評価損等が増加する見込みとなった。
一方で、販売管理費の削減を行ったものの営業損失は51億2000万円、経常損失は50億9000万円となる見通し。
12月1日に公表した「希望退職者募集の結果に関するお知らせ」に記載の通り、特別退職金の増加などがあり、親会社株主に帰属する当期損失は126億5000万円となる見通し。
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