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オークワ/3~11月は新惣菜工場・改装店舗の経費増で減収減益

2017年12月26日 16:10 / 決算

オークワが12月26日に発表した2018年2月期第3四半期の連結決算は、営業収益1984億3400万円(前年同期比0.2%減)、営業利益7億3000万円(48.3%減)、経常利益9億800万円(42.4%減)、純利益11億4000万円(24.2%減)となった。

大型改装を行う一方、全店規模で「こだわり」・「健康」・「簡便」商材の品揃えの拡充及び食料品・日用消耗品の価格の見直しを図り、客数・客単価の拡大に努めた。

しかし、前年に比べ営業日数が1日少なかったこともあり、既存店の客数前年同期比は98.2%、客単価は101.1%と前年を上回った。

新たな成長に向けた基盤作りでは、岐阜県安八郡安八町に惣菜工場の「オーデリカファクトリー安八」を新設し、東海地方に合った商品・味の提供ができる体制を整えた。

食品スーパーのヒラマツについては、太田店を改装し活性化を図ったものの、他の既存店が苦戦し減収減益。外食のオークフーズについては、競合の激化と4店舗の改装費用負担により減収減益だった。

2018年2月期通期の連結決算は、営業収益2700億円(前期比0.4%増)、営業利益29億円(4.9%減)、経常利益31億5000万円(2.3%減)、純利益15億円(1.6%増)を見込んでいる。

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