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ビックカメラ/9~11月、グループシステム統合で営業利益23.2%増

2018年01月11日 15:00 / 決算

ビックカメラが1月11日に発表した2018年8月期第1四半期決算は、売上高1885億3500万円(前年同期比5.2%増)、営業利益30億1500万円(23.2%増)、経常利益34億1100万円(20.3%増)、当期利益19億9700万円(31.3%増)となった。

<ビックカメラ>
ビックカメラ

「より豊かな生活を提案する、進化し続けるこだわりの専門店の集合体」を目指し、グループをあげて、接客力・専門性の向上、新規事業の拡大やアフターサービスの強化に取り組んだ。

生産性の向上に向け、グループのシステム統合効果の創出や物流改革を進めた。

インターネット通販システムの刷新を踏まえ、オムニチャネルを含むインターネット通販事業の強化に取り組んだ。

店舗展開では、2017年9月29日に「ビックカメラ京王調布店」(東京都調布市)を開店、11月17日に「ビックカメラ船橋東武店」(千葉県船橋市)を開店した。

非家電商品でも幅広い品そろえを行っているグループの特長を活かした新たな形態の店舗として、11月24日に玩具専門店の「ビックトイズプライムツリー赤池店」(愛知県日進市)を開店、11月28日に立地や客層を踏まえ化粧品、医薬品、理美容家電、酒類などを中心の品そろえとした「ビックカメラセレクト原宿店」(東京都渋谷区)を開店した。

グループ会社では、コジマがビックカメラ流の商品選定や店内装飾と展示手法を活用した体験提案型の売場を設けた「コジマ×ビックカメラ店」の展開を進め、「コジマ×ビックカメラ西友二俣川店」(神奈川県横浜市)と「コジマ×ビックカメラプライムツリー赤池店」(愛知県日進市)を開店した。

品目別売上高は、音響映像商品312億5900万円(11.7%増)、家庭電化商品551億4700万円(3.2%増)、情報通信機器商品611億6200万円(2.2%増)、その他の商品375億1900万円(7.5%増)だった。

その他の商品のうち、酒類・飲食物は15億6100万円(19.9%増)、医薬品・日用雑貨42億3900万円(33.9%増)だった。

通期は売上高8300億円(5.0%増)、営業利益250億円(14.4%増)、経常利益260億円(6.7%増)、当期利益150億円(11.1%増)の見通し。

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