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伊藤忠食品/4~9月、取引・販路拡大で売上高3.4%増

2018年10月31日 10:50 / 決算

伊藤忠食品が10月30日発表した2019年3月期第2四半期の連結決算は、売上高3454億6100万円(前年同期比3.4%増)、営業利益16億4600万円(5.2%増)、経常利益20億6700万円(6.8%増)、純利益14億円(25.0%減)となった。

売上面は、組織小売業との取引拡大や販路開拓などにより増収だった。

重点戦略として位置づけているギフト・酒類分野の強化に努めるとともに、得意先と一体となったブランド商品開発や健康食品の開発を推し進めた。

さらに、WEB関連の取り組みや地域産品の販売支援、子会社で百貨店などのグロッサリー売場の運営を行っているアイ・エム・シー事業の拡大にも取り組んだ。

利益面では、取引拡大により物流費など販売費及び一般管理費が増加したものの、増収による売上総利益額の増加で、営業利益・経常利益は増益だった。

純利益は、前年同期に取引先との経費負担に関する一時的な調整金を特別利益に計上したことから減少した。

2019年3月期通期の連結決算は、売上高6900億円(前期比4.4%増)、営業利益46億円(8.3%増)、経常利益53億円(5.3%増)、純利益36億円(10.7%減)を見込んでいる。

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