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イオンリテール/2月期は既存店29店を改装、当期利益が黒字転換

2019年04月24日 13:00 / 決算

イオンリテールの2019年2月期決算は、売上高2兆116億円(前年同期比0.5%減)、営業利益118億円(0.2%増)、経常利益125億円(1.1%減)、当期利益118億円(前期は169億円の当期損失)となった。

<イオンリテールの店舗>
イオンリテールの店舗

設備投資は、新店投資142億円、既存店投資233億円、その他投資192億円、合計569億円を実施。8店舗を新規出店した。

3月にオープンした「イオンスタイル座間」(神奈川県)は、仕事や子育てに忙しい若いファミリー世帯が多い地域であることに着目し、お好みの惣菜や弁当を気軽に楽しむことができるイートインスペースを充実させた。

イオンのオンラインショップで注文した商品を店舗で受け取ることができるサービスを開始するなど、お客のくらしに寄り添った利便性の高いサービスを提供した。

イオンのオンラインショップで注文・決済した商品を店舗で受け取れる「店舗受取りサービス」は11月から、本格展開を開始し、本州・四国の「イオン」「イオンスタイル」約400店でサービスを提供している。

9月にオープンした「イオンスタイル仙台卸町」(宮城県)は、宮城県で初となるベビー・キッズの専門店「KIDS REPUBLIC(キッズリパブリック)」を中心に、子どもと一緒に遊べるスペースを用意し、子どもやママ友との「やすらぎのひととき」を楽しめる施設とした。

11月にはイオンの子育て応援アプリ「キッズリパブリックアプリ」にて、産婦人科医や助産師に妊婦が感じる悩みごとを相談できるアプリ会員向けサービス「産婦人科オンラインforキッズリパブリック」を開始し、店舗だけでなくアプリ、オンラインショップを通じて、子育てファミリーに必要な商品・サービスの提供機会を拡大した。

一方で、既存店は29店で活性化を実施した。11月初旬に「イオンスタイル」に転換したイオンスタイル板橋(東京都)は食関連の強化に加え、「キッズリパブリック」「グラムビューティーク」「ホームコーディ」「IC(アイシー)」といった大型専門店売場を導入した。

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