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日本空港ビルデング/3月期の物販販売業、客数アップで増収増益

2019年05月14日 10:00 / 決算

日本空港ビルデングが5月10日に発表した2019年3月期決算によると、物販販売業の営業収益は1729億9600万円(前年比16. 4%増)、営業利益157億6000万円(39.2%増)となった。

<羽田空港第1ターミナル「THE HANEDA HOUSE」内スタバ>
スタバ

国内線売店売上は、国内線航空旅客数の増加、及び購買単価を引き上げる施策を実施した結果、前年を上回った。

国際線売店売上は、昨年10月以降、中国で免税品の持ち込みに対する規制強化や人民元安等の変動の影響により、中国人旅客の購入点数の減少や高額品の買い控えで商品売上の伸びの鈍化が続いていた。

しかし、羽田空港国際線では、航空旅客数の増加に加え、到着時免税店の開業や総合免税店の改装など品揃えの強化や店舗オペレーションの効率化に取り組んだことと、中部空港での新規店舗の開業効果などで、前年を超えた。

その他の売上については、地方空港への卸売上が好調に推移しており、前年を上回った。

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