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アークス/3~5月、物流・人件費増で営業利益21.6%減

2019年07月05日 11:50 / 決算

アークスが7月5日に発表した2020年2月期第1四半期決算によると、売上高1259億7100万円(前年同期比0.1%増)、営業利益25億2400万円(21.6%減)、経常利益29億5200万円(18.3%減)、親会社に帰属する当期利益18億8900万円(20.1%減)となった。

<アークスのホームページ>
アークス

増収は確保したが、利益面では、配達運送費や人件費などの販管費の増加などがあり減益を計上している。

2018年12月25日に同社、バローホールディングス、リテールパートナーズの3社間で結成した「新日本スーパーマーケット同盟」は、2019年1月以降、新日本スーパーマーケット同盟・提携推進委員会をスタートさせ、3社の経営資源や経営ノウハウを有効活用して提携メリットを創出するための協議を開始した。

また、現在、商品分科会、運営分科会、間接部門分科会、次世代領域開発分科会において、具体的な項目を設定して効果創出に向けた取り組みを推進している。

営業面では、グループシナジーを追求する取り組みである商流改革、商品調達プロジェクトについて、前期より取り組んできたグループの規模を活かした企画の充実を図っている。

アークスRARAカードは、プリペイドカード入会キャンペーンなどを従来に増して強化実施し、5月末の総会員数は、前年同期末より約6万人増の296万人となった。

店舗展開では、新規出店として2019年3月に「ビッグハウスししおり店」(運営会社ベルジョイス)を開店。2019年4月には「ビッグハウス釧路店」を「スーパーアークス鳥取大通店」(運営会社福原)として建替新築オープンした。

加えて、ラルズ2店舗、ユニバース1店舗、ベルジョイス1店舗の計4店舗の改装を実施し、5月末のグループの総店舗数は335店舗となった。

通期は、売上高5200億円(前期比1.5%増)、営業利益148億3000万円(0.1%増)、経常利益164億1000万円、親会社に帰属する当期利益100億円(1.7%減)を見込んでいる。

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