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マックスバリュ九州/3~8月、店舗改装も営業利益12.1%減

2019年10月10日 12:00 / 決算

マックスバリュ九州が10月9日に発表した2020年2月期第2四半期決算によると、売上高901億7900万円(前年同期比1.8%増)、営業利益9億8500万円(12.1%減)、経常利益9億8500万円(13.0%減)、四半期純利益5億2200万円(12.8%減)となった。

<マックスバリュ九州のホームページ>
マックスバリュ九州のホームページ

新規出店として、ザ・ビッグ大牟田店(福岡県大牟田市)を5月18日に、マックスバリュエクスプレス千早駅前店(福岡市東区)を5月23日にオープンした。

福岡市久留米市における2店目となるビッグ業態店舗として、ザ・ビッグ久留米すわの店(福岡県久留米市)を7月20日にオープンした。徹底したローコストオペレーション経営を確立すると共に圧倒的な生鮮ディスカウントとして「安さ」・「鮮度」・「品ぞろえ」の実現を目指す。

既存店舗の活性化として8店の改装を行うとともに、2店の商品マッサージを実施した。「ライフスタイル提案型」のマックスバリュモデルの活性化実績を基にして、多様化する地域のニーズの変化への対応を図り、商品構成や品ぞろえの見直しを実施するとともに、生鮮食品を中心に地域・地場商品を拡大した。

老朽化した店舗の外装や店内設備も、安心して買い物してもらえるよう設備環境を一新した。

費用面では、依然として慢性的な人材確保難や賃金の上昇による労務費用が増加している。海外経済の動向や円安の影響により、輸入商品・資材コストの増加、原油価格上昇による水道光熱費の高騰が続いている。

加えて、新規出店や既存店舗の改装並びに消費税増税に対応したシステム入替等によるイニシャルコストの増加などがあった。

一方で、アプリ・SNSを活用し、紙媒体のチラシ配布枚数やエリア見直し等の販促効率化の推進や、人時不足に対応した支払セルフレジの導入や従業員の働き方を変える施策を行い、オペレーションコストの削減を積極的に推進した。

通期は、売上高1840億円(3.7%増)、営業利益25億5000万円(5.9%増)、経常利益25億5000万円(4.9%増)、四半期純利益11億円(2.8%増)を見込んでいる。

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