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伊藤忠食品/4~12月物流費減少などで営業利益57億円

2022年01月31日 11:30 / 決算

伊藤忠食品が1月31日に発表した2022年3月期第3四半期決算によると、売上高4775億4300万円、営業利益57億1400万円(前期は48億5900万円の利益)、経常利益68億8400万円(前期は58億8900万円の利益)、親会社に帰属する当期利益49億3800万円(前期は42億8100万円の利益)となった。

「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号、2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、その影響として、第3四半期連結累計期間の売上高が386億6500万円減少、売上原価が375億930万円減少、売上総利益が10億7200万円減少、販売費および一般管理費が10億7200万円減少している。

売上高は、収益認識に関する会計基準適用による売上高減少、また一部取引先との取引減少により4775億4300万円だった。

利益面では、売上総利益はほぼ前年並みで推移した中、物流費の減少などにより、前年に比べ増加している。

営業施策としては、レシピ動画サイト「DELISH KITCHEN」を運営するエブリーと連携した、店頭サイネージの設置拡大や消費者目線での新しい売場提案、テクニカンとの共同冷凍食品ブランド「凍眠市場」の販路拡大など、新たな付加価値の提供、基盤である卸事業の強化に向けた取り組みを実施。社会課題解決への取り組みとしてのダイバーシティの推進、ガバナンスの強化、製配販で連携した物流効率化、温室効果ガスの排出削減策の検討など、マテリアリティの全社的な活動を推進し、SDGsの深化を図っている。

通期は、売上高6200億円、営業利益50億円、経常利益62億円、親会社に帰属する当期利益43億円を見込んでいる。

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