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経産省/12月の商業動態統計、小売業は1.4%増の14兆6560億円

2022年01月31日 11:00 / 月次

経済産業省が1月31日に発表した2021年12月の商業動態統計速報によると、商業販売額は52兆9000億円(前年同月比6.2%増)となった。

このうち卸売業は38兆2440億円(8.1%増)、小売業は14兆6560億円(1.4%増)だった。

<百貨店販売額・前年同月比増減率の推移>
百貨店販売額・前年同月比増減率の推移

百貨店・スーパーの販売額は2兆1389億円(1.7%増)で、百貨店は6532億円(8.3%増)、スーパーは1兆4857億円(1.0%減)となった。

百貨店の主力商品である衣料品は、身の回り品が15.6%増、婦人・子供服・洋品が12.2%増、紳士服・洋品が10.9%増、その他の衣料品が3.9%減となったため、衣料品全体では12.5%増となった。飲食料品は3.6%増となった。

その他は、食堂・喫茶が29.4%増、その他の商品が9.4%増、家具が8.7%増、家庭用品が0.3%増、家庭用電気機械器具が10.4%減となったため、その他全体では9.3%増だった。

<スーパー販売額・前年同月比増減率の推移>
スーパー販売額・前年同月比増減率の推移

スーパーの衣料品は、身の回り品が9.7%減、婦人・子供服・洋品が3.9%減、その他の衣料品が2.9%減、紳士服・洋品が2.6%減となったため、衣料品全体では4.5%減となった。スーパーの主力商品である飲食料品は、0.4%減となった。

その他は、家庭用電気機械器具が10.8%減、家庭用品が9.2%減、その他の商品が0.5%減、家具が13.2%増、食堂・喫茶が7.3%増となったため、その他全体では2.2%減だった。

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