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サンドラッグ/4~9月はディスカウントストア事業好調で増収増益

2022年11月15日 11:00 / 決算

サンドラッグが11月14日に発表した2023年3月期第2四半期決算によると、売上高3392億2300万円(前年同期比3.8%増)、営業利益185億1100万円(3.2%増)、経常利益187億6900万円(2.9%増)、親会社に帰属する当期利益127億2200万円(2.1%増)となった。

<サンドラッグ>
サンドラッグ

ドラッグストア事業の売上高は2199億5300万円(2.1%増)、営業利益は118億600万円(0.5%減)となった。ドラッグストア事業は、コロナ禍におけるインバウンド需要の消失、化粧品需要減少の継続影響により駅前繁華街店は低調のまま推移した。また、継続した中国のロックダウンにより越境ECが大幅に減少したまま推移した。一方で、積極的な新規出店に加え生鮮食料品導入等の店舗改装を実施し、売上高が前年同期を上回った。

経費面は、電子棚札導入等の業務効率化を図った。また、原油価格上昇に伴い光熱費等が増加したが、引き続き全社的に節電等に取り組み経費抑制に努めた。また、ドラッグストア事業の出店などの状況は、17店舗を新規出店し66店舗を改装したほか6店舗を閉店し活性化を図った。

ディスカウントストア事業の売上高は1439億3100万円(7.3%増)、営業利益は67億500万円(10.5%増)と増収・増益となった。ディスカウントストア事業は、食料品やペット用品等が引き続き好調に推移した。また、10月からの酒値上げ前の駆け込み需要も重なり、売上高が前年同期を上回った。また、ディスカウントストア事業の出店などの状況は、11店舗を新規出店し10店舗を改装したほか2店舗を閉店し活性化を図った。

通期は、売上高6930億円(6.8%増)、営業利益354億円(4.0%増)、経常利益360億円(3.6%増)、親会社に帰属する当期利益242億円(1.5%増)を見込んでいる。

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