PPIH/7~9月増収増益、ディスカウントの既存店売上高10.9%増
2023年11月10日 16:23 / 決算
ドン・キホーテなどを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(以下:PPIH)が11月10日に発表した2024年6月期第1四半期決算によると、売上高5093億2900万円(前年同期比7.5%増)、営業利益328億8600万円(37.8%増)、経常利益360億6200万円(25.7%増)、親会社に帰属する当期利益246億900万円(33.4%増)となった。
国内事業が好調で、第1四半期単体として、過去最高業績を達成した。
国内事業の売上高は4315億1100万円(8.3%増)、営業利益316億5700万円(46.8%増)。
ディスカウントストア事業は、既存店売上高10.9%増、客数2.1%増。外出需要の高まりが継続し、夏の季節品が伸びたことも寄与した。
GMS事業の既存店売上高は0.3%増。夏の季節品が好調だった。
北米事業は売上高582億3000万円(4.6%増)、営業利益11億5700万円(33.5%減)。円安で増収だったが、物価上昇などのコスト増で減益となっている。
アジア事業は売上高195億8700万円(0.7%減)、営業利益7200万円(87.3%減)。
内食需要の低迷、物価上昇による買い控え、新規出店による費用増で、減収減益を計上している。
国内で3店舗・海外で3店舗出店、国内4店舗・海外1店舗閉店で、国内616店舗、海外103店舗の計719店舗となっている。
通期は、売上高2兆621億円(6.5%増)、営業利益1110億円(5.5%増)、経常利益1074億円(3.2%減)、親会社に帰属する当期利益667億円(0.8%増)を見込んでいる。
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