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関西フードマーケット/4~12月営業利益72.6%増

2024年02月01日 16:46 / 決算

関西フードマーケットが2月1日に発表した2024年3月期第3四半期決算によると、売上高2918億5400万円(前年同期比3.1%増)、営業利益79億3800万円(72.6%増)、経常利益76億3700万円(81.3%増)、親会社に帰属する当期利益51億800万円(79.7%増)となった。

値上げの影響による客単価上昇と客数の回復が継続し、前年を上回って推移。売上・粗利益率改善に向け、曜日販促による集客施策に加え、総菜・PB商品、重点販売商品の取り組みを強化している。

また、クリンリネスや衛生管理、売場の適正化など「one day リフレッシュ」を実施し、顧客視点で店舗の活性化に取り組んだ。

販売費・一般管理費は生産性向上のため什器などの改善を実施し、要員体制の最適化徹底などにより経費コントロールに努めたことで、計画を下回っている。

イズミヤ・阪急オアシスの既存店売上高前年同期比は4.0%増(客数1.9%増、客単価2.0%増)、総額売上高2028億4600万円(前期比3.1%増)、営業利益49億4200万円(76.8%増)。営業本部機能の効率化、新MDシステムの稼働に加え、店舗タイプ別の品ぞろえやレイアウトなどの店づくりと運営の標準化をさらに推進した。

関西スーパーマーケットの既存店売上高前年同期比は4.4%増(客数0.4%増、客単価4.0%増)、総額売上高1009億2200万円(3.3%増)、営業利益32億3200万円(59.2%増)となった。

通期は、売上高3790億円(1.3%増)、営業利益87億円(47.0%増)、経常利益81億5000万円(52.2%増)、親会社に帰属する当期利益50億円(17.3%増)を見込んでいる。

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