ZOZO/4~12月営業利益456億円、コスメさらに拡大
2024年02月01日 10:10 / 決算
- 関連キーワード
- ZOZO
ZOZOが1月31日に発表した2024年3月期第3四半期決算によると、売上高1475億6800万円(前年同期比8.1%増)、営業利益456億9800万円(2.4%増)、経常利益459億600万円(2.3%増)、親会社に帰属する当期利益324億7000万円(4.0%増)となった。
商品取扱高は4271億4600万円(5.1%増)、その他商品取扱高を除いた商品取扱高は3994億9600万円(同7.4%増)。
売上面は、前年同期比でポイントなど費用が増加した一方で、商品取扱高に対する売上高比率が高いUSED販売、広告事業の成長と送料収入増加などによる、その他売上高増加が主な要因となり、前年同期比で商品取扱高(その他商品取扱高除く)の成長率を上回った。
カテゴリー強化では、「ZOZOCOSME」に注力。2023年12月末時点で国内外の750以上のコスメブランドを取り扱っており、商品取扱高拡大のため、さらに積極的な新規ブランド誘致・ラインアップ拡大を進めていく。
付加価値提供としては、独自AIを活用した超パーソナルスタイリングサービス「niaulab(似合うラボ)」を開始するなど、購買の上流にアプローチする「似合う」を軸としたソリューションの提供を目指す。
Yahoo!ショッピング(2022年10月にPayPayモールを吸収し統合)は、前年度までに獲得した顧客の定着に加え、モールを運営するLINEヤフーによる「本気のZOZO祭」(2023年6月25日、9月18日、10月15日、11月26日)といった販促施策投下により、売上を伸ばしている。
BtoB事業は、前連結会計年度に複数ブランドの支援終了があったものの、支援を継続しているブランド各社では自社ECサイト活用の積極化が続く状況だという。
また、2023年8月より新物流拠点「ZOZOBASEつくば3」の稼働を開始。延床面積や商品保管数といった設備能力は、同社内で最大規模となる。将来的な労働人口の減少傾向に向けた対応策として、国内初となる最新機器を導入するなどの積極的な設備投資を行い、業務の自動化による省人化を目指す。
通期は、売上高2007億円(9.4%増)、営業利益600億円(6.3%増)、経常利益600億円(5.8%増)、親会社に帰属する当期利益420億円(6.3%増)を見込んでいる。
■ZOZOの関連記事
ZOZO/4~9月営業利益289億円で過去最高
決算 最新記事
一覧最新ニュース
一覧-
- 賃上げ2024/ゲンキー正社員平均5%アップ
- 04月26日
-
- 大戸屋/「そよら横浜高田」に新店舗オープン
- 04月26日
-
- イオン九州/長崎県の医療介護施設に無人店舗5/1オープン
- 04月26日
-
- 吉野家HD/ラーメン店向けめん・スープ製造の宝産業を買収
- 04月26日
-
- 西武グループ、野村不動産/「軽井沢千ヶ滝地区」を共同開発
- 04月26日
-
- ニトリ/中国95店舗目「福州倉山愛琴海店」オープン
- 04月26日
-
- SHEIN/キャッシュレス決済「PayPay」導入
- 04月26日