ライフ 決算/3~5月増収増益、ネットスーパー拡大・PB強化など注力

2024年07月08日 15:55 / 決算

ライフコーポレーションが7月8日に発表した2025年2月期第1四半期決算によると、営業収益2063億8200万円(前年同期比5.4%増)、営業利益69億4500万円(9.4%増)、経常利益71億5100万円(9.0%増)、親会社に帰属する当期利益48億6700万円(10.2%増)となった。

新規店舗としては、3月に「池袋三丁目店」(東京都)、「ビオラルみのおキューズモール店」(大阪府)、「ビオラル国立駅前店」(東京都)、4月に「ソコラ所沢店」(埼玉県)、5月に「目黒八雲店」(東京都)を出店。1店舗を閉店した。

既存店舗では、南津守店で「BIO-RAL(ビオラル)」商品や冷凍食品・総菜等の品ぞろえを拡充する改装を実施している。

グループの業績では、新規出店、ネットスーパーの拡大、「BIO-RAL(ビオラル)」などのプライベートブランド商品の強化、鮮度・おいしさを追求した商品施策等を実施した結果、営業収益が増加した。

一方、販管費は、新規出店に伴う賃借料等の各種物件費の増加に加え、人への投資・処遇改善等に伴い人件費も増加したが、カイゼン活動による生産性の向上、コスト最適化の取り組みを推進した結果、増益となっている。

第七次中期経営計画に基づく経営戦略推進の具体的な取り組みとしては、3月にBIO-RAL事業本部を立ちあげ、オーガニック、ローカル、ヘルシー、サステナビリティのコンセプトに沿った「BIO-RAL(ビオラル)」商品を拡大するとともに、「BIO-RAL(ビオラル)」店舗を2店舗新設するなど同質化競争からの脱却を着実に推進している。

また、2021年2月から日配品を対象として導入を開始したAI需要予測による発注自動化サービスを生鮮部門の発注にも範囲を広げ、ほぼ全店で稼働するなど、作業軽減、業務効率化の取り組みを導入してきた。

通期は、営業収益8534億円(5.4%増)、営業利益247億円(2.4%増)、経常利益255億円(2.2%増)、親会社に帰属する当期利益170億円(0.4%増)を見込んでいる。

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