エディオン 決算/4~12月増収増益、気温の影響強く季節家電・住宅設備が伸長
2025年02月12日 13:41 / 決算
エディオンが2月12日に発表した2025年3月期第3四半期決算によると、売上高5725億8000万円(前年同期比6.5%増)、営業利益178億7100万円(45.6%増)、経常利益185億700万円(47.2%増)、親会社に帰属する当期利益122億4200万円(52.1%増)となった。
第3四半期連結累計期間の商品別売上は、各地で猛暑が続いたことや、12月に入り冬型の気圧配置が続き寒気の影響を受けやすかったことなどから、エアコンなどの季節家電が売上の増加に大きく寄与している。加えてiPhoneを中心とした携帯電話が引き続き好調だった。
さらに、経済産業省による導入支援(給湯省エネ2024事業)があった高効率給湯器や、猛暑の影響などで高い断熱性能が関心を集める「二重窓リフォーム」を中心に住宅設備が伸長している。
このほか、理美容・健康器具や電子レンジ・調理家電などの生活家電、テレビなどの映像家電も前年を上回るなど堅調に推移した。
店舗は、家電直営店として7店舗を新設、1店舗を移転、5店舗を閉鎖した。一方、フランチャイズ店舗は11店舗を新設、13店舗を閉鎖と2店舗の純減少となっている。
これにより第3四半期連結会計期間末の店舗数はフランチャイズ店舗746店舗を含めて計1202店舗となった。
通期は、売上高7615億円(5.6%増)、営業利益222億円(31.1%増)、経常利益231億円(33.2%増)、親会社に帰属する当期利益135億円(49.6%増)を見込んでいる。
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