松屋フーズ 決算/4~12月増収増益、既存店売上高16.7%増
2025年02月12日 10:20 / 決算
松屋フーズホールディングスが2月10日に発表した2025年3月期第3四半期決算によると、売上高1134億1400万円(前年同期比21.8%増)、営業利益41億8200万円(0.2%増)、経常利益47億3700万円(3.8%増)、親会社に帰属する当期利益21億7000万円(19.4%減)となった。
売り上げ面は、既存店売り上げが前年同期比16.7%増と前年を上回ったことに加え、前年度以降の新規出店による売り上げ増加分が寄与し、増収を計上している。
利益面では、売上高の増加により、固定費の占める割合が低下し、販管費が改善。増益となっている。
店舗面は、牛めし業態54店舗、とんかつ業態10店舗、すし業態6店舗、海外・その他の業態9店舗(うち海外FC契約2店舗)の合計79店舗を新規出店した。
一方で、直営の牛めし業態店7店舗、海外1店舗の合計8店舗は閉店し、2024年12月末の店舗数はFC店を含め、1336店舗(うち国内FC5店舗、海外21店舗)となっている。
業態別内訳は、複合化によるすし業態からの牛めし業態への業態変更1店舗を実施し、牛めし業態1082店舗、とんかつ業態194店舗、すし業態17店舗、海外・その他の業態43店舗。
新規出店を除く設備投資は、208店舗の改装(全面改装2店舗、一部改装206店舗)を実施。工場生産設備などに投資を行っている。
通期は、売上高1495億円(17.2%増)、営業利益30億円(43.6%減)、経常利益36億5000万円(39.0%減)、親会社に帰属する当期利益12億円(58.8%減)を見込んでいる。
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