日本マクドナルド 決算/1~9月増収増益、既存店売上高は40四半期連続で増加
2025年11月07日 16:07 / 決算
日本マクドナルドホールディングスが11月7日に発表した2025年12月期第3四半期決算によると、売上高3123億2500万円(前年同期比2.9%増)、営業利益429億100万円(15.5%増)、経常利益424億3000万円(12.6%増)、親会社に帰属する当期利益269億9200万円(11.3%増)となった。
マーケティングや店舗・人材などへの投資を積極的に行ったことで、フランチャイズチェーン全体の合計売上高を指す「システムワイドセールス」は前年同期比で増加。既存店売上高も2015年度第4四半期から2025年度第3四半期まで40四半期連続で増加した。
利益面については、店舗運営コストが上昇傾向にある中、システムワイドセールスの増加に加えて店舗オペレーションの効率化などにより営業利益は2桁増益となった。
店舗展開では、積極的な新店開発とともにキャパシティ不足などの課題のある店舗を閉店。店舗数は2025年からの3年間で100店舗以上の純増を目指す。リモデル(既存店改装)を進めており、2027年までに1000店舗をリモデルする計画。
第3四半期連結累計期間では、新規出店54店舗、閉店39店舗、リモデル77店舗。9月末時点の合計店舗数は2988店。既存店売上高は5.7%増加している。
マクドナルド公式アプリを通じた商品の購入でポイントを貯めて各種リワード(特典)と交換できるリワードプログラム「Myマクドナルド リワード」を開始し、2025年10月から本格展開していく。
通期は、売上高4125億円(1.7%増)、営業利益510億円(6.2%増)、経常利益495億円(4.5%増)、親会社に帰属する当期利益310億円(3.0%減)を見込んでいる。
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