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アサヒ／「ニッカブランド」ウイスキーを全米展開

2012年12月06日 ／ 海外

アサヒビールは、ニッカウヰスキーが製造するウイスキー「竹鶴12年ピュアモルト」「シングルモルト余市15年」を12月上旬から全米で新発売する。

＜「竹鶴12年ピュアモルト」と「シングルモルト余市15年」＞「竹鶴12年ピュアモルト」と「シングルモルト余市15年」

新たに提携した現地の「アンカー・ディスティリング・カンパニー」の販売網を活用し、市場への浸透を図る。同社はスピリッツ専門商社で、約20か国から商品を輸入販売している。日本産ウイスキーの販売はニッカブランドが初という。

今回発売する商品については、サンフランシスコやニューヨーク、シカゴなどの主要都市を中心に、オーセンティックバーやウイスキー専門店をターゲットにしたマーケティングを展開する。今後、さらに商品ラインアップを拡充する考えで、米国での2013年の販売数量として3000箱（1箱＝750ml×12本）を目指す。

ニッカブランドのウイスキーは現在、欧州市場での販売が好調とされる。米国への輸出を始めることで海外展開を拡大し、同ブランドを世界ブランドに育てる考えだ。

■商品概要
容量：竹鶴12年ピュアモルト　750ml
シングルモルト余市15年　750ml
アルコール度数：竹鶴12年ピュアモルト　40％
シングルモルト余市15年　45％
想定価格：竹鶴12年ピュアモルト　70ドル（約5740円）程度
シングルモルト余市15年　130ドル（約1万660円）程度

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