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ニチレイ/特損発生、2013年通期純利益予想を21億円引き下げ

2013年01月24日 / 海外

ニチレイは1月24日、子会社に絡む特別損失の発生を受け、2013年3月期の連結純利益予想を下方修正した。

タイのチキン加工品生産を行う子会社に関連する特別損失を40億6900万円計上する。

同子会社は2009年に設立。2012年のタイの鶏肉相場低迷を受け、損益面の改善が進まなかったため、固定資産の帳簿価額を回収可能額まで減額。当該減少額40億6900万円を減損損失として特別損失に計上する。

特損発生を受け、ニチレイは2013年3月期の連結純利益予想を従来の113億円から92億円に引き下げた。一方、売上高は4680億円、営業利益は170億円、経常利益は163億円でそれぞれ予想を据え置いた。

今後は加工ラインを増設し、日本や欧州向けに付加価値の高い加工品の取扱いを増やすなどし、相場変動の影響を受けにくい収益体質に改善するという。新ラインの稼働は6月を予定。

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