流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





テイツー/売上高2.2%減、営業利益56%増

2010年01月13日 / 決算

テイツーが1月13日に発表した2010年2月期第3四半期決算によると、売上高は283億4300万円(前年同期比2.2%減)、営業利益7億8400万円(56.4%増)、経常利益7億3100万円(60.3%増)、当期利益3億3000万円(407.6%増)となった。

リサイクル品販売が底固く推移したこと、昨年9月に行った子会社2社の合併に伴う資源配分の最適化などで増益を確保。事業別の動向は、古本市場事業で、一部店舗の改装を行うなど店舗競争力の強化に努め、新規商材の取扱い店舗を拡大したことなどで売上の拡大を図った。

また、古本市場店舗向けの新POSシステムを全店舗に導入。店舗オペレーションの効率化を図り、店舗の賃料減額交渉なども一定の成果を収めた。店舗面では、Family Mart南千住八丁目店など3店舗を出店。古本市場事業の売上高は260億300万円、営業利益は14億9000万円となった。

アイ・カフェ事業は、季節限定のドリンク・フード類を充実させたほか、コミックスやネットゲームコンテンツの拡充を行うなど顧客サービスの強化に取組んだ。各種割引券の配布など販促活動にも注力したが、売上が最も見込める夏季の天候不順などで売上高は20億4500万円。営業利益は業務効率化で人件費などのコントロールに努め、3000万円と黒字を確保した。

EC事業は、常に商材を替えたリサイクル品の廉価販売を行うなど各種の販売活動で売上拡大を図ったが、売上高は3億4600万円、営業損失は2900万円となった。

通期は売上高416億円、営業利益10億9000万円、経常利益10億2000万円、当期利益5億円を見込んでいる。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧